練功日誌(230308)

だいぶ気温が上がってきて
早く目が覚めるようになってきました。

今朝も早くに目が覚め、例によって床の中で練功。
1日の活動を始めるまで少し時間的な余裕があったので、
・インナー・スマイル(「タオ人間医学」バージョン)
・基本の小周天
・大地の気を取り込んで小周天に巡らせる
をすることにしました。
3番目のメニューは今回はじめて取り組みます。
さて、どうなりますやら。

インナー・スマイルは「タオ人間医学」の第3章にあるものです。
タオイスト・ジャパンさんが主催する
Chia老師系統のワークショップで現在教えられているものを含むような練功法で、
ここしばらくの私のお気に入りの1つになってます。

3つの部分からできていて、眼前にイメージした微笑みのエネルギーを
眉間を経由して体の中の
・内臓系(前面)
・消化器系(中央)
・脊髄系(後面)
に流し込みます。

いつもだとなかなか流れないのですが、
今朝は不思議なことにどの部分にもスイスイと流れ込んでいき、
最後に3系統まとめてエネルギーを流すところでは、
それこそ滝が落ちるように胴体全体に満たされていき、
全身に仄かな快感が生じていました。

続いて「基本の小周天」ですが、
これは「タオ人間医学」の第6章で説明されているものです。
いつもなら柔らかな「ふいご呼吸」から始めるのですが、
丹田に意識をフォーカスすると結構な熱を感じました。
「これならふいご呼吸は省略してもよさげ」
とそのまま意守丹田を続け、
同時に性センターと命門にフォーカスするとこれらもすぐに温まりました。
性センターが活性化した感じがあったので、
先日の体験から性エネルギーを丹田に取り込む、
という意念も加えると、丹田がさらに熱くなっていきました。

「そろそろよかろう」
と感じたところで、丹田へのフォーカスを性センター、会陰、…
と小周天に沿って順に移動させると、
それに伴って熱感も移動します。
その反応も、最近は結構早くに現れ、それぞれのツボでの意守も楽になってきました。

1周させて、これまではこれで収功していたのですが、
今朝は時間があり、まだ回せそうな気がしたので、
フォーカスする時間は少し短めにして、
次々とツボを移動させていきました。

今朝は9回巡らせましたが、
最後まで気感が薄れることはなく、
むしろ強まっていき、
流れるスピードも早くなっていく感じがありました。
これはとても嬉しい進歩です。

続いて「大地の気を取り込んで小周天に巡らせ」てみました。
これは「タオ人間医学」の第7章にある功法です。

「三丹採気法」という気功法を3年ほど前に習い、
これは天、中空、大地の気を丹田に取り込む、
というものでした。

「タオ人間医学」にある方法は三丹採気法とちょっと違って
5つの門(五門)である両手両足と会陰から大地の気を丹田に取り込んで元気と混ぜ合わせ、
ミックスしたものを小周天に巡らせます。
数回大地の気をとりこんでは小周天に巡らせるというのを繰り返しました。
三丹採気法に慣れていたので、五門からの取り込みはスムーズでした。

大地の気って涼やかなんですね。
「タオ人間医学」にそう書いてあったんですが、
むしろ熱く感じてました。
でも今朝は冷たく感じました。

一通り終わって収功して陰の段階にいると、
胴体全体に充実感を感じていました。
これも今までになかったことです。

今朝の練功は自分の進歩を実感させてくれる、
嬉しい時間となりました。

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