謝明徳著、「タオ人間医学」との出会い

私が今取り組んでいるのは
謝明徳著、「タオ人間医学」(産学社 エンタプライズ)
という本に書かれている気功法です。

別ブログに書いた記事を以下に転載します。

チベット体操関係でいろいろググっていたときに
著者の謝明徳氏があるページに紹介されていた。
(今引用元を探したのだが,見つからなかった)

なんとなく気になってアマゾンで探したら見つかった。
訳書はかなり高い本なのだが,そして原書はかなり安いようなのだが,
専門の英語ならいざ知らず,気功関係の英語を読みこなす自信もないし,
辞書を引き引きというのもいやだったので,大枚をはたいて購入した。

しかしそれに違わず,凄い内容。

まだ4分の1(全部で600ページ超)も読み終わっていないが,
小周天の技法が事細かく書かれているようだ。
またそれに関連した補助的な瞑想方法も。

昨日,第3章の「内笑瞑想」を読み,やってみたが,
たいそう気持ちよかった。

これまで内臓に感謝する,なんてことをやったことはなかったので,
目から鱗ということもあったし,それがこんなに気持ちいいものだとは思わなかった。

これだけでも手に入れて読んだだけの価値はある,と思った。

(2014年7月16日)

上にも書いたように2014年の夏にこの本に出会っていました。
今から9年前のことです。
ではその後読み続け、書かれている練功法を続けたのかというと、
そうではありませんでした。

この本,かなり前(2014年)に購入したあと本棚の飾りになってた。
書いてあることがよくわからず,活字に目を晒すと眠くなってしまい,
読み続けることができなかったのだった。

それでもなにごとかを感じていたらしく,こんな記事を書いていた。

「謝明徳,タオ人間医学」(上に引用した記事)

それがほんの気まぐれから一昨日手にとって読み始めたところ一気読み。
今回は眠くなるどころか読めば読むほど目がさえる。

この5年間で少しだけ気功関係の知識と経験が深まったからだろう,
非常に面白く読んでいた。

内容は上の記事に書いたとおり,小周天について。
しかし章が進むに連れて同じ小周天でも徐々に複雑になり,高度になっていく。

それぞれのところにイメージの方法が順に書かれているのだが,
おもしろいことに,読みながらイメージしていったら,
なんとなく小周天が通ったような感触を得た。

しばらく前から1周くらいなら回すことができたのだが,
今回は何回も回せる。
さらにはちょっと丹田を意守するだけで廻り始めるし,
気がつくとほぼ自動的に回っていることもある。
これは驚き。

話は違うが,この4月六甲山YMCAであった
「潘厚成老師之採気功・丹田功」
という合宿に参加し,三丹採気法というのを学習した。
性に合って,それ以来毎日練功していた。
それも大きく関係すると思う。
実際,採気法のおかげで丹田を意守するだけでその部分が暖かく,
あるいは熱く感じるようになってきていたから。

そういった準備が整ったこともあってこの本に手が伸び,
一気読みできたのだと思う。

もちろん読んだだけでこの本に書かれていることをマスターしたわけではない。
しかしこの本を読んだこと,そのとば口のところができるようになっていたことから,次にこっちに進むといいよ,という示唆を受けたような気がした。

「弟子に準備ができた時、 師が現れる」
とはこのことをいうのだろう。

(2019/09/03)

本というのは繰り返し読むことで少しずつ理解が深まっていくので非常にいいツールなのですが、
気功のような体術の場合には限界があります。

たとえばこの本の第3章に紹介されている「六字訣」では声を出すのですが、
どのような音なのか、これは聞いてみる方が早いですよね。

そんなこともあって、ワークショップのようなものが日本で行われていないのか、
ネットを検索してみました。
(続く)

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です