3月は仕事が少ない。
それがわかっていたので、
今年はChia老師の著作を集中的に読むことにしていた。

おかげで
・”Healing Light of the Tao“(「タオ人間医学」)
・”Taoist Secrets of Love“(「タオ性科学」(男性編)」
・「タオ性科学」(女性編)
・「鉄布衫功」
を読み終えることができた。

かなり長くなるが、簡単にレポートする。

Healing Light of the Tao“(「タオ人間医学」)

Chia老師の著作の中ではじめて手にしたのは、かなり前のこと。
かなり分厚いので1回目は途中で沈没して、本棚の肥やしになっていた。
それが2019年の秋、ふとしたことから読み返し始めたら、今度は一気読み。
それ以来、何回か目を通し直しているが、
Chia老師が提示しておられる気功法を繰り返して練習するたびに
新しい発見と、理解の深まりを感じている。

思うところがあって、この2年ほどはDeepLを使って原著を訳しながら読んでいった(実にいい時代になったもんだ)。

単に訳すだけではつまらないので、
訳をワープロ(のようなソフト)でまとめていった。
原著583ページ、邦訳597ページ、
ワープロはA5版にまとめて580ページほどになった。

・”Taoist Secrets of Love“(「タオ性科学」(男性編))

昨年の夏に読み始めていたが、その後仕事が立て込んで
半分くらいのところで翻訳しながらの作業が止まっていた。
今回のメインと考えていたもの。
これも何回か目を通しているはずだったが、
いかに誤読していたか、を痛感した。
それと同時に、Chia老師の一貫した考え方がよくわかってきたように思う。

A5版で350ページほど。

・「タオ性科学」(女性編)

上の2冊を読み終わると、3月も後半になってしまっていた。
訳しながらだとちょっと時間が足りなくなりそうだったので、残り2冊は邦訳を使った。
「タオ人間医学(女性編)」はタイトルからすると男性は読む必要がないとも思っていたが、
まあ念の為、と読みはじめて驚いた。
「男性編」の内容を補うようなことが多々書かれている。
また、同じ功法でもこっちのほうの説明が詳しいところもたくさんあった。

・「鉄布衫功」

「鉄布衫功」も邦訳で読んだ。
ところが邦訳は原著の第1版。写真左の原著は第2版であることに気がついた。
もちろん内容的にはほとんど同じだが、
改訂されている部分も多々あった。

これまでにも何回か書いているが、
Chia老師の著書は読んだだけでは意味がない。
もちろん基礎的な知識を持つ必要があるので、
まずこれらの本を通読しておくべきなのだが、
それにもまして大切なことは、
これらの本で紹介されているたくさんの功法を
日々繰り返し練功して習熟していくことにある。

私も還暦を過ぎ、あとどれくらい生きられるかわからないので、
どこまで習熟できるか、わからない。
もちろんタオの気功法に取り組むことで長寿が得られるはずなので、
それを実現することも含めてコツコツと取り組んでいきたいと思っている。

これからの楽しみがたくさんあるので、
退屈しない日々を送れそうだ(笑)。

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