「タオ人間医学」はどこから読むといい?

内容を手っ取り早く掴むには、
第12章「要約」からがいちばんいいかも。
「翻訳者あとがきにかえて」

この本は、基本的には「小周天」というタオの心身変容システムの中の最も基礎となる技法の独習解説書、という体裁をとっています。(「タオ人間医学」、p.595)

とあり、これだけでも何が書かれているかはすぐにわかりますが、
より詳細なのは第12章ですね。

節のタイトルはきちんと章のタイトルとタイトルと対応していませんが、
どこに書いてあるかはほぼわかると思います。
そしてその部分を練功するときに対応する章を読んで、実践すると。

ただ、インナー・スマイル(内笑瞑想)とシックス・ヒーリング・サウンズ(六字訣)、
これらに関連したポジティブなエネルギー(Chia老師はこれを「徳」と呼んでおられます)
については第3章に説明されているので、
ここをしっかり読んで、なぜこれらの功法が必要なのかを理解して、
実践していくのがよいかと。

原著は西洋人向けに執筆されたこともあって、
各章とも理論的な背景や基礎を説明した上での功法の詳解
で構成されています。
なので、理屈好き、知識好きな私にとっては非常に読みやすい本です。
これはChia老師の他の本でも同じような構成になっています。

よく理解して、日々練功することで、結果は結構早くについてきます。

練功は裏切りません。

楽しんで取り組みましょう!

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